色聴者判定テスト > Amazon EC2、S3とは
このページは、Amazon Web Servicesの製品の一つである、Amazon EC2、S3について解説するページです。
これからEC2、S3を始めたい方のために、概要を分かりやすく解説しています。
Google App Engine、さくらインターネットの仮想プライベートサーバ等の類似サービスとの違いも解説してます。
Amazon EC2の具体的な使い方はこのリンクのページに書いてあります。
EC2を今すぐにでも使い始めたい方はご覧になってください。
『Amazon EC2の使い方【SSHまで全部GUIでできます!】』
EC2はAWSが提供しているサービスの一つです。AWSでは他にもたくさんのサービスを提供しています。
AWSの他のサービスの概要についても知りたい方はこのページもご覧になってください。
『Amazon Web Servicesとは【EC2をこれから利用したい方へ】』
このページの中で何か分からないことがありましたら、 @ts_3156に何でも聞いてください。
Amazon EC2とは
Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)とは、Amazonが提供している仮想サーバです。
普通のレンタルサーバのようにSSHでログインしていろんなアプリケーションを
インストールすることができます。
普通のレンタルサーバと違う点は、細かい時間単位で利用料金が発生する点です。
仮想サーバで有名なさくらインターネットは1000円/月ですが、Amazon EC2では数円/時からです。
常時起動しているとさくらインターネットの方が少し安いんですが、時間単位の柔軟な運用体制、
急なアクセス数増加にも耐えられる堅牢はインフラが、EC2の最大の特徴であると言えます。
EC2は、AWS(Amazon Web Services)が提供しているサービスの中の一つです。
EC2だけがとても有名ですが、AWSでは他にも色々なサービスを提供しています。
AWSの提供しているサービス一覧はこのページを見てください。
『Amazon Web Servicesとは【EC2をこれから利用したい方へ】』
AWSのAmazon公式ページはこちらです。
AWS製品一覧ページ
Amazon S3とは
Amazon S3(Amazon Simple Storage Service)とは、Amazonが提供している外部ストレージサービスです。
HTTP、HTTPSを使って簡単にファイルのアップロード、ダウンロードができますし、EC2と連携させれば
EC2のデータの自動バックアップ先として利用できます。なぜS3が必要なのかと言うと、EC2のデータは
OSを停止すると削除されてしまうからです! そうならないために、EC2上のOSのスナップショットをS3に
保存しておくわけです。
S3と似たものには、Amazon EBS(Elastic Block Store)があります。EBSは外付け仮想デバイスです。
コマンドラインからマウントして使います。Windowsで言うところのフラッシュメモリのようなものです。
S3には、RAIDのように冗長化する有料オプションもあります。また、S3利用料金は10円/GBくらいです。
データ転送量、データアクセス回数にも課金されます。
Amazon EC2の利用料金はいくら?
普通のレンタルサーバは月単位で料金が発生するものが多いですが、
Amazon EC2は1時間単位で利用料金が発生します。
2010年12月時点での利用料金を簡単に引用しておきます。正確な情報は公式ページを参考にしてください。
英語のページにしかない最新情報もたまにあったりします。
上の画像の利用料金以外にも、年間契約割引とかあったりします。
LinuxだとSSHで操作する普通のサーバですが、Windowsだとリモートデスクトップが利用できます。
他のシステム構成、年間割引もあります。あくまでも一例です。
全てLinuxの料金です。Windowsだと25%増になります。
Google App EngineとAmazon EC2は何が違うの?
Google App Engine(GAE)とAmazon EC2は一見似てますが全然違うものです。
GAEは、PythonまたはJavaの実行できるサーバ環境のみ提供します。自分でApacheや
Tomcat、Python実行環境をインストールすることはできません。
なので、最初に使い始めるのは簡単ですが、色々と制限も多いです。
Software as a Service(SaaS)とInfrastructure as a Service(IaaS)の中間みたいな
感じでしょうか。
Amazon EC2は、仮想サーバ環境を提供します。普通のサーバのように、SSHでログインしたり
FTPでファイルを転送したりできます。Apacheなどは自分でインストールしていく必要があります。
まさに、IaaSの典型例だと思います。
Google App Engineはどうやって使うの?
既に分かりやすい解説サイトがたくさんあるのでそちらで勉強してみてください。
「「GAE + Twitter4J + Java」 によるbotの作り方 - 陽昇れども地の底に光届かず」
私はこのサイトを見てGAE上で動作する「えごったー」というwebアプリケーションを
作りました。最新の情報ではないものもありますが、基本的な機能は網羅しているので、
2010年12月の時点で全く問題なくGAEについて勉強することができます。
GAEの中でも比較的新しい情報である、TaskQueue、FetchAsyncについては私も解説ページを
作っています。
GAE上でのTaskQueueの簡単な使い方
GAE上での非同期URL Fetch(FetchAsync)の簡単な使い方
さくらインターネットとAmazon EC2は何が違うの?
ここでいうさくらインターネットは、仮想プライベートサーバのことだと思ってください。
さくらインターネットの仮想プライベートサーバは月単位で料金が発生します。サーバスペックは固定です。
常時稼動させた時の利用料金は、Amazon EC2の最小構成でしたら同じくらいです。
Amazon EC2は、使った時間に合わせて料金が発生します。サーバのスペックをこまめに変えられますし、
アクセス数に応じてスケールアップする機能もあります。初期導入がちょっと面倒かもです。
大したアクセス数のないサイトでしたらさくらインターネットで大丈夫でしょう。Amazonには見劣りしますが、
かなり優良なレンタルサーバ業者です。アクセス数がかなり多かったり、極端にサーバリソースを消費するプログラムを
動かす場合はAmazon EC2の方がいいでしょう。
Amazon EC2の使い方は?
Amazon EC2の具体的な利用方法は別ページに書いてあります。
Amazon EC2を今すぐにでも使い始めたい方はこちらのページもご覧になってください。
『Amazon EC2の使い方【SSHまで全部GUIでできます!】』
EC2はAWSが提供しているサービスの一つです。AWSでは他にもたくさんのサービスを提供しています。
AWSの他のサービスの概要についても知りたい方はこのページもご覧になってください。
『Amazon Web Servicesとは【EC2をこれから利用したい方へ】』
このページの中で何か分からないことがありましたら、 @ts_3156に何でも聞いてください。