色聴者判定テスト > TortoiseSVN、Subversionをさくらインターネットで簡単に使う方法

このページでは、TortoiseSVN、Subversionをさくらインターネット共用サーバで簡単に使う方法を解説します。

このページの中で何か分からないことがありましたら、 @ts_3156に何でも聞いてください。
「このコードのここの意味が分からない」とか、何でも大丈夫ですよ(^-^)

TortoiseSVN、subversionをさくらインターネットで簡単に使う方法

TortoiseSVN(とーらすえすぶいえぬ)とは、Subversion(さぶばーじょん)を簡単にWindowsパソコンから操作するアプリケーションです。
Subversionとは、2010年12月現在でもっとも広く使われているプログラムのバージョン管理ツールです。
このページでは、さくらインターネットの共用レンタルサーバでSubversionを運用し、 Windowsパソコンから簡単に利用する方法を解説します。

web上にも同じようなことを紹介している人がちらほらいるんですが、みんな誰かのコピペらしく、 同じ間違いを盛大に繰り返してます。笑 このページで正確な情報を提供して、この負の連鎖を 打ち切ります…!

TortoiseSVNのインストール

まず、TortoiseSVNを自分が使うパソコンにインストールします。

TortoiseSVNのダウンロードページからダウンロードしてきてください。ページの真ん中くらいに 大きくDownloadって書いてあります。このページの下の方にはLanguage packもあります。
TortoiseSVNを日本語化したい人はこれもダウンロードしてきてください。
http://tortoisesvn.net/downloads.html

TortoiseSVNのインストールはクリックするだけなので詳細は書きません。
TortoiseSVNのインストールが終わったら、パソコンを再起動しましょう。

再起動が終わったら、さっきのLanguage packを使ってTortoiseSVNを日本語化しましょう。
ダウンロードしてきたファイルを実行したら、クリックでどんどん進みます。
Language packのインストールが終わったら、適当なフォルダで右クリックして、

TortoiseSVN > settings > General > Language

と進み、日本語を選んでください。
これでTortoiseSVNのインストールは完了です。

Subversionのインストール

次に、Subversionをさくらインターネットの共用サーバにインストールしましょう。
SSHでログインします。ログインできたら、以下のコマンドを順に実行してください。

$ mkdir $HOME/src/
$ mkdir $HOME/src/subversion/
$ cd $HOME/src/subversion/
$ wget http://subversion.tigris.org/downloads/subversion-1.6.15.tar.gz
$ wget http://subversion.tigris.org/downloads/subversion-deps-1.6.15.tar.gz
$ tar xzf subversion-1.6.15.tar.gz
$ tar xzf subversion-deps-1.6.15.tar.gz
$ cd subversion-1.6.15
$ ./configure --prefix=$HOME/local
$ gmake prefix=$HOME/local
$ gmake prefix=$HOME/local install

「$HOME」は「/home/ユーザ名/」と同じ意味です。共用レンタルサーバならみんなこうなってるはずです。
上記のコマンドでは、Subversionのソースをダウンロードしてきてコンパイルしてインストールしてます。
「1.6.15」というバージョン番号は、TortoiseSVNで使っているものと揃えた方が無難でしょう。

Subversionのインストールが終わったら、リポジトリを作ります。
その前に、Subversionのコマンドが設置してある場所にパスを通しておきましょう。
上記のコマンドそのままでインストールしたなら、$HOME/local/binにパスを通せば大丈夫です。
これをしないと、svnadminというコマンドが見つからない、というエラーがでます。
パスの通し方は割愛します。パスが通ったら以下のコマンドを実行してください。

$ mkdir $HOME/svn/
$ cd $HOME/svn/
$ svnadmin create repos

これで、共用レンタルサーバ上にリポジトリが完成しました。
あとは、WindowsにインストールしたTortoiseSVNからSSHでつなぐだけです。
適当なフォルダを右クリックして、

TortoiseSVN > 設定 > ネットワーク > SSHクライアント

と進み、

【"C:\Program Files\TortoiseSVN\bin\TortoisePlink.exe" -l レンタルサーバのユーザ名 -pw パスワード】

このように入力してください。TortoisePlink.exeの場所は、TortoiseSVNを標準の場所にインストール したならこのままで大丈夫です。
公開鍵と非公開鍵を使ってSSHでつなぐ方法を解説したページをよく見かけますが、 ユーザ名とパスワードで普通につないでも同じです。

最後に、適当なフォルダを右クリックして、

TortoiseSVN > リポジトリブラウザ

と進み、

【svn+ssh://ユーザ名.sakura.ne.jp/home/ユーザ名/svn/repos/】

と入力してください。
リポジトリへの接続が完了したら、設定は全部終わりです。
ここまでの手順でもし分からないことがあったら、@ts_3156まで気軽にリプライください。
どんな些細なことでも大丈夫ですよ!

参考にしたページ

Movable Type 備忘録 - さくらインターネットでSubversionを使う2
スタックスリー開発資料室» Blog Archive » さくらのレンタルサーバー(共有)でSubversionとTortoiseSVNを使う
さくらのレンタルサーバにSubversionをインストールする方法 | public static void main

このページの中で何か分からないことがありましたら、 @ts_3156に何でも聞いてください。
「このコードのここの意味が分からない」とか、何でも大丈夫ですよ(^-^)

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