色聴者判定テスト > Amazon EC2の使い方
amazon EC2の使い方について具体的な手順を解説します。
コマンドラインからの使い方を解説しているページがほとんどですが、このページではGUIからの
操作方法を主に解説しています。
このページを読み終われば、EC2を起動してSSHでログインするところまでできるようになるはずです。
Amazon EC2、S3の解説ページもあります。EC2、S3の概要、他の類似サービスとの違いを知りたい方は
こちらのページもご覧になってください。
『Amazon EC2 S3とは【EC2をこれから始めたい方へ】』
このページの中で何か分からないことがありましたら、 @ts_3156に何でも聞いてください。
Amazon EC2のアカウント登録
正確にはAmazon Web Services(AWS)のアカウント登録です。
Amazon EC2は、AWSが提供しているサービスの一つです。AWSについて詳しく知りたい方はこのページも見てください。
『Amazon Web Servicesとは【EC2をこれから利用したい方へ】』
公式のAmazon Web Servicesのページはこちらです。
『Amazon Web Servicesトップページ』
右側の、「今すぐ申し込む」ボタンをクリックしてどんどん進めてください。
単なるアカウント登録なので難しい点はないと思います。
登録しただけで料金が発生することはないので安心してください。
![](images/create_account_01.png)
Amazon EC2、Amazon S3の利用登録
AWSへの登録が終わったら、次にAmazon EC2、Amazon Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)
への登録もしてください。Amazon S3は、外部ストレージサービスです。
Amazon EC2を使う上でほぼ確実に利用することになります。
とりあえず先に登録しておきましょう。
Amazon EC2の利用申し込みページはこちらです。
登録しただけなら料金は発生しません。
『Amazon EC2トップページ』
![](images/EC2_top.png)
Amazon S3の利用申し込みページはこちらです。
登録しただけなら料金は発生しません。
『Amazon S3トップページ』
![](images/S3_top.png)
Amazon EC2、S3の利用はほぼGUIだけでできます
これからの手順は、できる限り、Amazonが提供しているwebブラウザ経由のGUIを用いて操作します。
全く同じことがコマンドラインからもできるようですが、ここでは説明しません。
コマンドラインツールはこのページからダウンロードできます。挑戦してみたい方はどうぞ。
Amazon EC2 API Tools(EC2、S3をコマンドだけで操作するツール)
Amazon EC2利用開始
AWSのサービスはほとんど全て、AWS Management Consoleから利用することができます。 このページの上の方にあるリンクをクリックしてください。 AWSトップページ
![](images/console_link.png)
「EC2」というタブをクリックして、画面の真ん中にある「Launch Instance」をクリックしてください。
![](images/EC2_01.png)
好きなOSを選んでください。32bit、64bitのLinux、Windowsを選べます。 この時点で利用料金は発生しませんし、OSごとの利用料金に大差ありません。 とりあえず使いたいだけなら、32bitのLinux(一番上)を選んでください。
![](images/EC2_02.png)
この画像ではInstance Type「Large」を選んでいますが、一番安いのは「Micro」です。 Largeだと0.3ドル/時くらい、Microだと0.02ドル/時くらいです。
![](images/EC2_03.png)
Use Defaultのままで大丈夫です。そのまま次に進んでください。
![](images/EC2_04.png)
ここも特にいじる必要なしです。そのまま次に進んでください。
![](images/EC2_05.png)
ここでダウンロードしたKeyファイルは、SSHでログインする時に必要になります。 必ず作っておいてください。入力欄に「login_key」とか好きな名前を入れて、 「Create & Download your Key Pair」をクリックしてください。
![](images/EC2_06.png)
Security Groupはdefaultを選んでおいてください。後で設定することになります。
![](images/EC2_07.png)
「Launch」をクリックしてください。ここから料金が発生することになります。
![](images/EC2_08.png)
他のサービスをおすすめしてきますが、必要なやつは後で設定できるので「Close」をクリックしてください。
![](images/EC2_09.png)
AWS Management Consoleに戻ってきたら、「EC2」タブの左側の「Instances」をクリックしてください。 起動したインスタンスの一覧が表示されます。Statusが「running」になっていたらもうサーバが起動しています。
![](images/EC2_10.png)
Amazon EC2にSSHでつなぐ方法
ここまで正しく終わっていれば、EC2のサーバはもう起動しています。後はSSHでログインして いろいろとインストールしたいところですが、SSHでログインするところまでにもう少しやることがあります。 それをこれから説明します。
これから、SSH、HTTPでのアクセスを許可する設定にします。 Amazon Management Consoleのページから、「EC2」というタブを選択し、 左側の「Security Groups」というリンクをクリックしてください。
最初はSSH、HTTPの行がないはずです。これらの行を追加しましょう。
SSHの場合、プロトコルは「tcp」、ポート番号は「22」を選んでください。sourceは、「0.0.0.0/0」と
入力してください。HTTPの場合は、ポート番号が「80」になります。他は同じです。
![](images/security_group.png)
次に、SSHでつなぐためのアドレスを取得しましょう。
Amazon Management Consoleのページから、「EC2」というタブを選択し、
左側の「Instances」というリンクをクリックしてください。
次に、SSHでつなぐためのアドレスを取得しましょう。
Amazon Management Consoleのページから、「EC2」というタブを選択し、
左側の「Instances」というリンクをクリックしてください。
先ほど起動したインスタンスにチェックを入れて、真ん中あたりにある「Instance Actions」、
「Connect」を選択してください。
![](images/SSH_01.png)
下の方に、「ssh -i」から始まるコマンドが入力されていると思います。この中から、@の右側 だけをコピーしてください。この例だと、「ec2-184.~.amazonaws.com」という部分です。 このアドレスを使ってSSHで接続することになります。
![](images/SSH_02.png)
おなじみのTera Termです。ホストの欄に、さっきコピーしたアドレスを入力してください。
![](images/tera_term_01.png)
ユーザ名には「ec2-user」と入力してください。いきなりrootでログインすることはできないようです。 「RSA/DSA鍵を使う」を選択して、秘密鍵ファイルの場所を入力してください。秘密鍵ファイルは、 EC2の設定途中でダウンロードした、Key Pairのファイルです。
![](images/tera_term_02.png)
ログインに成功したら、「sudo passwd root」というコマンドを入力して、rootのパスワードを 変更しておきましょう。
![](images/tera_term_03.png)
以上で、Amazon EC2の設定からSSHでログインするまでの流れは終わりです。 次回は、Amazon EC2のインスタンスをAmazon S3に保存する方法、Amazon EBSという仮想外付けデバイス を使う方法、を解説します。
Amazon EC2の簡単な解説ページもあります。EC2と他の類似サービスとの違いを簡単に知りたい方は、
こちらのページもご覧になってください。
『Amazon EC2 S3とは【EC2をこれから始めたい方へ】』
EC2は、AWSが提供しているサービスの一つです。AWSはEC2の他にもS3(EC2から利用出来る外部ストレージ)等を提供しています。
AWSについて詳しく知りたい方はこのページも見てください。
『Amazon Web Servicesとは【EC2をこれから利用したい方へ】』
ここまでの流れで何か分からないことがありましたら、 @ts_3156に何でも聞いてください。