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2011/3/1 18時くらい
二度のグループディスカッションを終えて(落ちて?)思うこと【就活】
こんにちは、
@ts_3156です。
二度のグループディスカッション(以下GD)を終えて自分なりに思ったことをまとめました。
GDに限らず、人との共同作業全般で役立つ内容を心がけました。
これからGDを受ける就活生の皆さん、チーム作業を行う皆さんの参考になれば幸いです。
以下の文章は、GD後の人事からのフィードバックを自分なりに再構築したものです。
それぞれのチームがそれぞれのアウトプットを出すことが価値
与えられたリソース(チームメンバー、テーマ、時間)だけを元に、そのチームがいかに高い価値をアウトプットできるかが、GDでは大事です。
ある日突然集められたメンバーでの意見交換、ちょっとした意見のずれが以外に多くてあれ?って思うことがちょこちょこありませんでしたか?
普段は同じような人達で過ごすため忘れられがちですが、価値観、バックグラウンドの違いって意外に大きいんです。
同じ日本人でもこれくらい大きく違っています。もし海外の人が同じ場にいれば、もっともっと違ってくるでしょう。このような混沌としたメンバーで、いかにお互いの持ち味を高め合えるような意見がだせるか、がGDでは大事なんです。
漠然としたテーマに、唯一の答えなんてない
「アジアの国々が活発に交流できるようにするためにどうすればよいか?」
というテーマが与えられたとします。
このような抽象度が高すぎるテーマに、素人が4、5人集まって30分程度話し合ったところで、即使えるようなアイディアがでるでしょうか? ほとんどでないでしょう。
たとえその道の専門家が集まったとしても、30分程度でだせる意見なんてたかがしれています。
企業は、唯一無二の正解なんて求めていません。今集まったばかりの即席のメンバーが、いかにお互いで協力し合えるのかを見ています。
意見を出すことを恐れないようにしましょう。たとえあなたの意見が間違っていたとしても、チームメンバーが即座にフォローアップしてくれるはずです。そのような協力関係ができる人材を、企業は求めています。
問題意識の共有
一般論として、このような漠然としたテーマが与えられた時にまずすべきことは、問題意識、価値観の共有です。
「アジアの国々ってどこを指すの?」、「活発に交流って、具体的には何?」といった漠然とした概念を条件付け、定義し、チームとしてのの意見を共有していきましょう。そうすることで、メンバーが出し合う意見に一本の筋道ができてきます。
漠然としたままそれぞれが意見をだすのは、もっと時間が多い場合に取る方法です。与えられた時間の中でいかに早く意見の共有をはかることができるか、がGDでは鍵となります。
チームを尊重しつつも、自分が引っ張っていくんだという意識
現実として、一人できる仕事よりも、複数人が協力して行う仕事の方が圧倒的に多いものです。
それぞれが何かしらのプロジェクトリーダーになることもあるでしょう。
そんな時に、自分を中心としていかに周りの人材を引っ張っていけるか、チームのコンセンサスをまとめつつ、いかに自分の意見をコミットしていくか、が大事です。
他人の意見に同調するだけではなく、自分の意見を積極的に発言しましょう。
時間というリソース
今回、全員の発表が持ち時間(この時は1分間だった)を超えていました。
あえて時間を計っているわけではないのですが、持ち時間に対する意識はしっかりもちましょう。
これは発表者だけの責任ではありません。チームメンバーが適切にフォローすることも、とても大事です。
「個人的な悪かった点を教えていただきたいです」という質問を人事が受けて
申し訳ないですが、これから選考を行う都合上、個人的なフィードバックをお伝えすることはできません。
ところで、あなたは今日の自分に何点をつけますか? もし満点でないなら、自分なりの問題意識を持っているということです。その問題意識を自分なりに掘り下げ、次回から活かしていくのがよいでしょう。
答えは人から与えられるものではありません。自分で見つけることに、意味があるのです。
自己紹介が大事なたった一つの理由
これは私からの意見です。
GDのメンバーが決まったら、まず先に自己紹介しましょう。
ただ名前を言うだけではなく、自分の人柄が分かる紹介を心がけましょう。
ちょっとした笑いを取って場を和ませることもいいと思います。
人は、
「相手のことが分からないとき、その相手の対して、攻撃的で冷たく接する」
という傾向があるからです。
全く同じメンバーなのに、自己紹介をしただけで途端に意見交換が活発になった経験ってありませんか? ちょっと自己紹介をしただけで、みんなが好意的に接してくれます。これを利用しない手はないでしょう。
一番駄目なのは、「なんでこいつこんな低レベルな議論をしてんだよ?って」とか「うわー、むっちゃ駄目なやつと当たっちゃった…」とか思ってしまうことです。
GDの場で求められている能力は、「チームとしてのアウトプットを最大限に高める能力」です。例え自分以外が中学生であっても、母国語が違っても、宇宙人がいても、チームとしてのアウトプットを高めることができなくては何の意味もありません。
メンバーを見下していては、お互いの意見を高め合うなど到底できないでしょう。
メンバーは、あなたの外見のようなものです。どんな髪質、どんな肌の色、どんな顔であれ、与えられた条件の元で最善を尽くすしかないんです。
ご意見お待ちしてます!
以上が、私が二度のGDを終えて思ったことの全部です。
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就活生、企業の人事さんからのご意見お待ちしています!
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私を採用したいって方のご意見もお待ちしてますよー。笑
この原稿は、2011/3/1のGDが終わって直行したコンビニ書き上げられました。
おにぎり1個しか買っていないにも関わらず1時間以上座っていた私を、嫌な顔ひとつせず見守って?くださったミニストップ神宮前二丁目店の店員さんには、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました!